一喜一憂


なんだか自分でも嫌になるほど今日は浮き沈みしていました。
年始めということもあり、気を引き締めて、意識的に研究をスタートさせました。
それは良いのですが、あまりにも過剰に意識したのか、
ちょっとうまくいかないと途端に不安になってきました。


「この方法で大丈夫なのか?」から始まり、
「このペースで博士課程を進めていって大丈夫なのか」とか
「俺はやりきれているのか?あとから後悔しないか?」とか
「自分は研究者としてやっていけるのか」とかとか…。そんなことを考え出す始末。
いろいろなこと考えすぎて、もうどうにもこうにも頭の中がグルグルして集中できなくなってきたので、
あきらめて9時で帰ることに…。バスの中は完全にウツ状態(><)


で、とりあえずご飯を食べていなかった(食べる気がおきなかった)ので、
横浜駅松屋に入り遅めの夕食。人間不思議なもので、無理やりでもお腹に入れて
お腹が満たされると気分が好転します。


そのまま、湘南新宿ラインにちょっと読書。するとこんなフレーズに出会いました。

(前略)
「20代に知っておくとよい2つの法則」
・自分に解決できない問題は絶対に降りかかってこない
・問題の解決は思わぬ方向からやってくる
(⇔今はわからなくて当たり前)
by20代でやっておきたいこと(著:川北義則)


まあ、ありがちなビジネス書なのですが、なかなか良いタイミングでした。
で、そのまま電車で「ふて寝」もして再回復。現在に至ります。



今こうして書いてみて、改めて今日の一日は、今年一年を占うような一日だった気がします。



博士課程に進学してからというもの、金銭的には同世代から遅れをとり、
購買意欲を抑え(失い?)、毎日朝から晩まで研究室にいる生活は
「研究が面白い」と同時に「底知れぬ不安と相対して自分を納得させるため」でもある気がします。
そうした取り組み方は、自分をだましているようで、良い気もするし悪い気もします。


これからどうしたらよいか。自分でも(また誰も)わかりませんが、
一つ思うのは、「やらない後悔」だけはしたくないので、愚行であろうと行動(歩み)だけは
続けたいと思います。