アブダクション(abduction)

satochan07012010-08-15



お盆真っただ中だとさすがに研究室は静かです。
いるのは留学生くらいなもので、日中は普段の研究室からは考えられないような
穏やかな時間が流れています(笑)


最終発表から2週間が経過し、やっと研究意欲も戻ってきました。
少しずつエンジンがかかり始めてきたので、今日はいい感じで頭が回転していました。
夜には大学時代の仲間と食事会があったので、短期集中型でいい時間を持てました。
夜は言わずもがな楽しい時間でした。社会人も学生もそれぞれがそれぞれの立場で
悩み苦しみながらも頑張って生きているんだなあって実感。
やりたいことがやれている自分は恵まれているんだなって思いました。
しっかり世の中に貢献できる人間にならねば。


家に帰るとやっと注文していた本が届いていました。
先生から勧められた本で「アブダクション」っていいます。
直訳すると仮説形成、仮説的推論などと訳されるようです。
演繹と帰納に対する新しい推論方法として
アメリカの哲学者パース(Peirce)が唱えたものなんだとか。
先生曰く、研究の真髄が書かている本なようなので、
今の自分にどれだけ読み込めるか分かりませんが、挑戦してみようと思います。