修士を振り返ってみて


今手元に修士課程修了の証書があります。
事務的には1年半。実質オランダでの滞在期間を含め2年半かけて
修士課程を終えることができました。夜は相方と研究室の後輩やらが
働くレストラン(関内にある横浜で一番古い老舗のイタリアン)にいって
お祝いをしてもらいました。


修士を振り返ってみて、間違いなく一番の出来事は留学でした。
人生でのターニングポイントとなった期間でした。
今思い出すと、周りの人たちが口をそろえて言っていたのは、
こういう若い時期(修士とか)に留学などの経験ができるってのいうのは、
本当に羨ましい!ということでした。自分で言うのも変ですが、その通りだと思います。
ちょうど今日同じく学位(博士)を取得されて、明日帰国される研究室の留学生がいるのですが、
彼もその留学で培ったものの大きさを最後にメールで皆に配信していました。


それら諸々をひっくるめて、家族のサポートには本当に感謝してもしきれません。
挙句の果てに博士まで行きたいと言い出しているのを承諾してくれた家族には
本当に頭が下がります。


ブログのタイトルにもあるようにここからが
新たなる挑戦へのスタートです。博士課程では、修士で決めた行き先に向かって
船出する船を造る過程だと思っています。研究者としての素地を形成する大切な期間。
大変なことも多々あるでしょう。でも、強い意志を持って、
日々成長することを心がけ、有意義な期間にしたいと思います。