シンポジウム&研究会


今日は今年最後の大一番でした。
自分個人としては修士研究の総括をシンポジウムで発表してきました。
また同時刻に大学では、毎年開催しているワークショップが開催されていました。
自分としては昨日の記事でも書きましたが、初めてのシンポジウムでの発表の舞台。
本番前は、緊張しましたが話し始めたらいつもの感じで、いい高揚感で話ができたように感じます。



テーマが少し漠然としていたからか、いろいろなタイプの研究の発表があったように思います。
カニズム解明とか評価方法の確立といった話題が多かった中、
自分の研究は現場が困っていることをなんとか改善の方向に向かわせたい。
そのための方向付けをするような研究内容でした。


先に書いたように、いかに現場のためになるかというところに力点を置いて話をしようと心がけました。
ただ、どうもあまり聴衆に響いている感じが、壇上から見ていてしなかった。
質疑応答の時間も、聴衆から質問を引き出すことができませんでした。
(もちろん、評価してくださった方もいました)たぶん、大雑把な研究に捉えられたのかなあ。


どんなすごい研究をしたって、特に工学系の研究は現場反映できてなんぼです。
同じように研究したって、その魅力を伝えきれなければ、価値も半減してしまいます。
まだまだそこらへんの力量が足りないんだなあと、今回改めて感じました。
いい意味でも、悪い意味でも無難に終わったからこそ感じた結果でした。


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一方大学に戻ったら、懇親会の真っ最中。いやはや、やはりこのコミュニティー
元気があって大好きです(笑)参加人数もシンポジウムに負けていなかったんじゃないかなあ。


嬉しいことに2次会、3次会と誘っていただき、普段話せない色々な方とお話をさせていただきました。
意外と名前が知られていることに驚きました。どうやら、先生のブログから情報を得ているようです。
ワークショップ自体は見ていないので、後日見るとして、話していて思ったのは、
やっぱり生き生きと気概を持って働いている大人はかっこいいなあと思います。
そういう場を学生の時から体験できているのは幸せなことです。
逆にいえば、そういう大人がいないのに、学生が夢を持って生き生きと生きることは不可能でしょう。


自分のやっていることが、世の中をよくする。
目の前でそのウェーブを起こそうとしている大人たちに刺激されて、
早く自分もそんな彼らの一員となりたいと改めて思いました。