2010年総括

毎年この日になると、自分の1年の手帳を見返します。
今年の1年と3カ月使った(いつも12月締めで使っているのだが、
昨年はオランダから帰ってきたので9月から使っている)ので、
ページはボロボロです。最初は用件ごとに色分けしていましたが、
最近はボールペン一色です(^^;)来年の手帳は年間通してもう少し頑張りたいですね。


また、毎年その年を表す漢字を考えています。
今年は以下に示しますが2つのパーツに分かれていました。
それを一つの単語であえて書くとしたら「探究」でしょうか。


この1年を振り返ると、前半は学位(修士)を取るために、悪戦苦闘していた気がします。
実際7月〜8月にかけては結構きつかった。ただ、研究の内容は置いといて、一つ物事を乗り越えられたのは
自分の自信につながったかなとは思います。


一息ついて、10月からはいよいよ博士課程のスタートでした。
今日までの3ヶ月間、今までの研究室生活と違うのは、
「前例がないところで模索しながら前進(?)」しているところでしょうか。
研究室始まって以来の初めての日本人の課程博士。気にしないようにしつつも、
騒がれる周りの雑音(同じ年くらいの人たちの)はやはり気にはなります。
その中で、己の腹をくくって自分の将来のため、何を今やるべきなのかを考えながら
いろいろやってきたつもりです(甘いという人ももちろんいるでしょうが)。
そしてまだまだ博士課程で進むべき「方向」は見えない感じのまま2010年が終わろうとしています。


来年は博士課程1年の後半と2年生の前半になります。
博士課程での研究を考えると、おそらく加速期に入るのでしょうか。
この3カ月以上に迷うことも多いこともあるかとは思います。
しかしそんな理由で甘えている場合ではなく、この1年の過ごし方が、
残りの博士課程での研究を大きく左右すると言っても過言ではない気がします。


分からないからやらないのではなく、分からないからぶつかってやる。
ぶつかって痛い思いをして、学ぶこと。それが許される1年だと解釈して、
来年も邁進したいと思います。


1年後の同じ日に、少しでも「方向」が見えているといいなと思いつつ、
2011年を迎えることとしようと思います。