ヒロシマ

satochan07012011-01-28



今日は午後1時から広島で開かれる(自分の研究関連の)講習会に参加してきました。
朝7時半頃の新幹線で4時間半(雪のため30分遅延)で広島に着きました。
4時間半は数字だけみると確かに長いですが、それほど苦痛ではありませんでした。
まあ、東海道新幹線なんていう高い乗り物に乗ることが普段はないってのもあるかな(笑)


日頃読めていなかった論文を読んだり、飽きてきたら本を読んだり、
疲れてきたら昼寝して、甘いものが食べたくなったらお菓子食べて♪
まあ、たまにだからでしょうけど、幸せな時間でした。


講習会開始15分前に会場入り。あわててご飯食べて講習会に参加しました。
内容は、すごいなあと感心してしまいました。一流の先生の発表が目白押し。
うーん。こんな風な研究したいなあと素直に憧れます。ウチの先生の研究も随所に
リファーされていて、改めてすごいなあと、これまた感心。
もちろんお金は出資していただいたわけですが、来てよかったと思いました。


帰りがけ、会場の目の前が「原爆平和記念公園」だったので、園内を散歩して帰りました。
多くの外国人の姿が目に付きました。その時あることを思い出しました。
研究室のある留学生と話をしていた時衝撃を受けた話です。


彼(パキスタン人)と原爆の話になった(経緯は忘れた)のですが、彼は


平然と「日本が核兵器を持っている」だろと言ったのです。


もちろん彼の国が核兵器を持っていることは日本人であれば知っているでしょうし、
彼もその正統性を主張していました。彼にはここは引き下がってはいけないと、
懸命に核根絶の大切さを訴えたつもりです(納得したかは知らない)。


平和憲法第九条を持ち、世界唯一の被爆国として非核三原則を訴え、世界平和の先頭に立とうとしている国が
核の恐ろしさ、怖さを世界に必ずしも十二分に主張できていないのだと初めて知りました。
日本で暮らす日本国民であれば、自明とも言うべき事実なのに。。。情けなさすら覚えます。


国を攻めるのか簡単ですが、まずは草の根でも、自分の周りから
「本当の日本、日本の素晴らしさ、日本の主張」を
伝えていきたいし、そのためにも日本を知らないと改めて思いました。