未曾有の事態


記者会見等で頻繁に聞くこの言葉。たしかに夢からさめれば嘘であったと
思いたくなるほど、色々なところで悲惨な状況が浮き彫りになってきた。
でも、未曾有な時期こそ、それをきっかけに変革をするべきとも思う。


今日は朝から終日大宮駅を発着する電車がすべて運休(実際には少し動いた)ということで、
大学へ行くのをあきらめて、家で待機することにした。


TVをつければ引っ切り無しに報道されている。
被災者を取り巻く状況が報道され、行方不明や犠牲者の数が刻一刻と増していく、
そんな状況で自分ができることといえば、「節電」くらいだろうか。
これくらいのことで文句を言っては被災者に申し訳ない。それくらい我慢しないと。
何もできないのは、なんとももどかしい。



夕方には母親から頼まれて買い物に行ったが、本当に食べ物が品薄状態。
特に長持ちするような食品類は皆無であった。ガソリンスタンドも給油を待つ長蛇の車の列。
皆生活するために仕方ないのだが、すさまじい光景であった。



予定されていた輪番停電もこの地域は今日は回避された。しかし、
当分は当たり前だがこの状況が繰り返されるようだ。


経済への打撃も深刻である。東京に拠点を置く多くの会社が休業や操業停止を余儀なくされている。
株価も下落。国債もランクが下がり、金利が上がるとの予想もある。


歴史は未曾有な危機的な状況を脱却して、大きく転換する。
日本はここから一致団結して大きくかわるべき時期にいるのかもしれない。
そのために、自分は何をすべきか。明日からの生活に生かしていきたい。