東北大震災橋梁被害調査1日目

satochan07012011-04-28


今日は朝7時過ぎの飛行機(羽田)で秋田県大館能代空港)に入った。
そこから、レンタカーを借りて岩手県内へ向かった。
先生2名と研究室学生6名での調査だった。


今回のミッションは主に落橋の調査ということで、橋を中心に見て回った。
毎日盛岡市内のホテルを中心として車での調査となった。


初日は、宮古と島越(共に岩手県)の落橋した橋を見てまわった。
やはり初日ということで、橋もそうだが被災した町に衝撃を受けた。
中でも3年前に訪れた「田老」の町(写真)の被災状況は衝撃だった。
一度訪れたことのある町の見るも無残な姿を見て頭が真っ白になった。


震災はニュースや史実として見聞きしてきたが、実際の被災現場というものを訪れると
これまでに感じたことのない心の痛みを感じる。また人間が自然の圧倒的な力の前では
どれだけ無力なのかということも感じる。これからこうした災害とどのように付き合えば良いのだろうか。


今回の調査のメインである落橋している橋にも衝撃を受けた。
授業等で壊れた橋というのはいくつも見てきたが、ものすごい壊れ方をしている橋を見た。
先生の現場で繰り広げられる研究的な調査を間近で見られた。
自分としても、一生懸命頭を回転させ、被災の状況を考えた。



初日から先生を中心として調査を進めたが、どちらかというと圧倒されたところが強かった。
初日は9時近くにホテルに戻り、軽く学生間でミーティングをして寝た。