高校時代の友人


今日は、年に数度ある高校時代の友人(クラスメイト)との会食が新宿でありました。
面倒見の良い友人がいつも企画してくれるおかげで、毎年こうして定期的に開催できています。
高校を卒業してもう、8年が経過しました。自分以外はみな、職を持って頑張っています。
中には昨年結婚している者もいます。


自分にとって、高校時代の仲間は劣等感を感じる仲間でした。
大学受験が思うようにいかなかったことから始まったこの感覚。
どこか自分の中で周りと距離を置いている自分が居ました。
高校時代の自分は「いい大学に入ることが、いい職業につくことで、いい人生を送ること」だ
と何の疑いもなく思っていたからです。


もちろん、今ではその感覚がゼロとは言いませんが、だいぶ変わってきました。
努力したやつが、努力した分だけ報われるのは当然だし、そうあるべきです。
ただ、どのような道をたどるにせよ、それぞれがそれぞれの人生を、懸命に悩みながら生きています。
そして、それらの人生を他者が決して優劣をつけれるものではないとも思えるようになってきました。


劣等感を抱く仲間から、純粋に刺激し合える仲へ。
10年後も、お酒を交わしながらお互いの幸せな近況を語れる仲間でいたいと思います。