同窓会役員会


今日は、年に一度の同窓会役員会。卒業年度の幹事と役員(会長や副会長、事務局など)が集まって、
今年度の予算や今後の方針を確認、話し合う場である。私は27期卒業生の幹事である。


自分もそんなに面倒見のよい幹事ではないので、あまり偉そうなことが言える立場じゃないが、
今日の会への参加者が本当に少なかった。みな仕事で忙しいのだろうけど、本当に一部の常連の人間によって同窓会って
運営され守られているんだって感じる。


そもそも、役員会でそれだけ集客力がないのだから、同窓生からしたら
「同窓会への魅力を感じていない」というのが本音だろう。(もちろん情報が行きわたってないという場合もある)
若い人たちはその傾向がさらに強いのではないだろうか。


2次会で、コンクリート研の教授の先生と話をしていて、面白い話を聞いた。
アメリカの大学は同窓会というものが、学科ごとにないらしい。(大学が開く同窓会(ホームカミングデー?)みたいなものはある)
じゃあ、どうやって卒業生があつまるかというと、フットボールチームやホッケーチームなど
「各々がやりたいことを通じて卒業生があつまる」らしい。また、年会費のようなものもなく、
ほぼすべて寄付金で運営されているらしい。寄付金だけで運営できるのは、
慈善事業にステータスを感じる、アメリカ人ならではである。


なんでもそうだが、「やれやれ」では人間はやらない。
小手先での変革ではなく、魅力を前面に出した団体を構築することが
コミュニティー作成には欠かせないのだと改めて感じた。
だからと言ってどうしたらよいのか…私にはまだ案はないのですが…。


とりあえず私としても、非常にお世話になっている学校なだけに、何かしらの形で貢献したいなと
今日改めて思った。まずは、学年間の結束を強めることが大事だと思ったので、
今年度中に一度、学年の全体会を開きたいなと思う。