土木教室見学会

今日は、気分を変えて奥多摩方面の橋を見に行ってきました。
位置づけとしては、土木教室の見学会でした。


参加者は、先生とその娘さん、私、留学生(D1,M)、学部2年、1年生の7名。
かなり異色といえば異色の組み合わせでしたが、そこは少人数の良いところ。
いろいろ話をしたり、聞けたりで面白かったぁ♪
後輩君には私の所属していた留学生サークルに参加している子がいたりして、
海外の話や、留学生との話、留学の話などで盛り上がりました。



今回の目的は2か所。1か所目がJR猿橋駅から歩いて20分ほどのところにある
猿橋」でした。これは日本三大奇橋に数えられる橋です。
私は以前卒業旅行で徳島県の「かずら橋」にいったことがあったので、これが2つ目。
後一つは山口県錦帯橋です。まあ、ここは有名なのでそのうち行くでしょう。
紅葉一歩手前って感じでしたが、それでも景色は最高に綺麗でした。
両隣りに、水路橋や道路橋がいくつもかかっており、どれも重厚感や趣きがあって
すごくよかった。何より、地元のボランティアの方たちが、歴史的背景や構造形式など
説明を無料でしてくれるので非常に勉強になった。地元の人たちに
長いこと愛されて使われている橋ってホント素敵です。
日本全国、どこの橋もこんな風に地元住民に大切に扱われればいいのに。
切なる願いです。


もう一か所は、奥多摩方面の二俣尾駅から徒歩10分くらいのところにある、
奥多摩橋」でした。ここは、4径間からなるメタルのトラス橋。
主径間と側径間でちょっと構造形式が違うのですが、どちらも上路式のアーチです。
特に、側径間の「下曲弦の上路式単純ワーレン型鋼ボーストリングトラス」という構造らしく、
珍しいんだとか。渓谷に悠然とそびえる様は、なかなかのものでした。
土木学会選奨土木遺産に2009年認定されている橋です。


新たないいものを見て、人と会話をして、笑いあって。
すごく楽しい一日でした。また、家族とかで出かけてきたい2つの橋です。