就活?


今日は、朝の打ち合わせの後、PLIP(東京工業大学プロダクティブリーダー養成機構)
という団体主催の平成23年度シンポジウム「企業に求められる博士」に参加してきました。
要は、博士課程の学生およびポスドクのキャリア支援事業です。
お恥ずかしい話ですが、この手のことは初体験でした。


元々このお知らせは担当教員からもらいました。
そのときは「行かなくていいよぉ」って言われていたのですが、
実際企業がどのような人材を求めているのか。業界のニーズを知っていることは
悪いことではないと思ったので、思い切って参加することにしました。
第一部、各種メーカー10社のプレゼンで、第二部が、ブースに分かれての企業説明会でした。
大体来ていたのは、研究員の方や研究所の人事採用の方たちでした。


採用形態としては、どこも大体博士課程以上の場合は個別対応
(応募があった段階で、研究所の人事などと面談等)が多いようですね。
就業時期も相談に応じてくれるところが多い印象でした。
求める人材ですが、まずは前提条件として「基礎知識」。それに加えて、
良く出てきたキーワードが「問題の本質(課題)を見抜く力」「問題解決のプロセスを組み立てられる」
「マネジメント力」「コミュニケーション能力」「リーダーシップ性」「実験できる力」「忍耐力」
「視野を広くもつ」「継続力」などなどがありました。どれも普段研究室でよく言われている
キーワードが多かったように思いました。今後も意識して継続したいと思います。


第二部では、土木系の研究所がある企業を中心に回りました。
といっても、ほとんどが電気電子、機械、化学などの会社がほとんどで、
2社くらいしかありませんでした。そのブースに行っても、土木専攻ってのは
他からは聞きませんでした。私の懸案事項であった
「採用形態」や「採用時期」、「海外展開」などざっくばらんに質問することができました。
特に、コレといった発見があったわけではありませんが、話をして、話を聞けたというのは
良かったのかなと思いました。精神的にも大分違いますしね。


まだ進路動向よりも、目の前のことに注力する時期ですが、
情報だけはキャッチできるようにしておきたいと思います。