実験棟


先日から、準備していたお遊び実験を開始した。
今日は、モルタル(セメントと砂と水を混ぜたもの)を練って、
数時間してから打設した(型に流し込んだ)。
ある程度計画して、計算して物事を進めて行くわけですが、
往々にして、思い通りに行かないこともあります。
今日も、何箇所かそういう場面に出くわしました。
でも、実際にもの(モルタル)を見て、どうしたらよいかをその場で考えて、
最善と思われる選択をして行動する。こういったことは
実際に自分で手を動かして、やってみないと身につかないなぁと
改めて今日、思いました。


実験棟では、私のほかにも、後輩がコンクリート梁の載荷実験を行っていたり、
試験体のコア抜き(コンクリートにドリルで穴をあけて、一部を切り出す)をしたり、
吸水試験(コンクリート表面から水を吸わせ、コンクリート表層の品質を評価する)をしたりと、
いろいろな実験が行われていました。
自分ができる量は限られていますが、他の人がやっていることを
見て、手伝わせてもらって、得られる情報や技術を習得する。


これも大事なことだと思いました。