土木遺産巡りin高知

今日は一日、Hさんと二人でドライブしました。
高知県内の土木構造物を見てまわりました。
昨日はあいにくの天気でしたが今日は天気が回復。
気温がぐんぐん上がって、ポカポカ陽気でした。
そのため、花粉も飛散(><)無防備だった私は目鼻が
大変なことになってしまいました。日本は南北に長いことを実感(汗)


最初に見に行ったのは、日本最後の清流といわれる四万十川にかかる
沈下橋(47あるらしい)です。平たい構造にしておくことで、満水時に水面下に沈み込み、
流木や水の力で橋が壊れることを防ぐという、先人の知恵の詰まった構造の橋です。
昨年は津波による橋梁の被害というものをいろいろ見させてもらったので、
細部にもいろいろと目がいくようになりました。数年前だったら
今日ほどはいろいろと感じることができなかったと思います。


次に見たのは、掩体(えんたい)です。これは第二次世界大戦中に日本軍の爆撃戦闘機を隠し
格納しておいたシェルターだそうです。コンクリートでできていました。
戦時中ということでスカスカなコンクリートでしたが、すくないコンクリートで強度を出す
工夫や構造形式の解説もあって、面白かったです。



最後は津波避難タワー。このタワーは昨年の津波の被害を受けて、南国市が造ったそうです。
昨年の11月末に完成したものだそうで、地域住民もあまり存在を知りませんでした。
(この場にたどり着くのに何人もの地元住民に話を聞きました)
建築物とは思えない、重厚な柱の厚み、そしてちょっとやそっとじゃへし折れそうもない
分厚い頑丈な手すり(高欄)。ハードも大事ですが、ソフト面も大事にして欲しいものです。