イズムの継承者

今日はこれ異常ないだろうっていう異常な濃厚な一日を過ごすことができました。

朝7時過ぎの羽田発の飛行機で一路高知へ(9時着)向かいました。
高知空港には、なんと表敬訪問するはずの岡村甫先生がお出迎えしてくださいました。恐悦至極とはこういうことを言うのでしょうか。ご経歴はリンクを貼ったwikipediaをご覧ください。指導教員の先生の先生です。
雲の上の人というのはこういう人のことを言うのでしょう。
ただ、そんなそぶりを見せない先生もまたすごいと思いました。


岡村先生の車で一路、高知工科大学(県立)へ向かいました。
先生の教育理念のエッセンスがあふれたキャンパスは、
本当に素晴らしかった。こんな講義室で授業を受けてみたい!
全国からも、様々なことで注目されている大学です。


お話は主に、理事長室できかせていただくことになりました。
議論は昼食を挟んで夕方6時まで学内で行い、夜も市内の
レストランでお話を聞かせていただきいました。合計12時間程度
拘束していたでしょうか。下種な話、岡村先生を12時間拘束したら
いったいいくらになるでしょうか。まったくもって幸せな話です。


肝心の話の内容ですが、それこそ多岐にわたりました。
マスコミの話や政治の話、本の話、野球の話、教育の話、研究の話etc。
先生から岡村先生の話はよく普段から聞かされていましたが、
実際に本物を見て、話を聞くとより一層理解が深まりました。
また、自分が勝手に想像していた岡村先生像というのも
良い方向に修正されました。


正直、岡村先生の話の本質を100%できたとは思いません。
それが私の今の力です。でも、先生の思想や理念を一生懸命
キャッチしようとして、得たものが少なからずあるのも事実です。
それは、岡村先生が帰った後、指導教員の先生に話をして
それほど間違っていないこともわかったので、
間違いなく私の大きな財産になったと思っています。


岡村先生でもなく、指導教員の先生でもない
己の信念をもった研究者になりたいと思いました。