危機感

無事に1日目が終わりました。
昔の同僚や先生方に久々にあえて、近況を報告しあって
すごくいい時間が過ごせました。
質疑応答での質問こそまだですが、発表者に発表後個別に
質問しに行ったり、私が持っている知見を提示したりと
やりたいようにやらせていただいています。明日はぜひ質疑応答でいろいろ聞きたい。



また国際会議の醍醐味である、普段なかなか関わりのない
日本人の先生や他大の学生(初めて会うドクターの日本人の学生が2人もいました)にも会って夕食をともにして、すごくいい時間を過ごすことができました。



と書いているとすごく良いことばかりのようですが、
1日目にして少し危機感のようなものを感じています。


国際会議のタイトル(Microdurability)にもあるように、
ここで発表している人の多くは、微細構造のメカニズムの解明や
モデル化をターゲットにしている人が多い。
どうも、私は自分の研究でそういった勉強を最近怠っているなと強く感じました。
簡単に言えば、もっとセメントの基礎的な性状や劣化因子の振る舞いをを
しっかり勉強しないとまずいなと思いました。
自分の研究に直結する勉強するのは当たり前ですが、それを言い訳に
他の勉強を怠っていいわけではありません。むしろ、今の時期こそ
勉強しなきゃいけない。


博士課程も半分終わってしまいましたが、
まだ半分。卒業する前にもっと勉強しないといけないことが
山積していると気づかされました。前から気を付けていたことですが、
大学内で井の中の蛙になっちゃいけない。


いろんな意味で、来てよかったなと思いました。