発想の転換


研究が面白くて仕方がない。
考えれば考えるだけ、アイデアが出てきて、面白いようにハマる。
2年間でこんな感覚は初めてです。こういう時こそ、大胆にかつ慎重に
研究を進めていきたいなと思います。


研究を進める上で、絶対に超えなければいけない問題がありました。
解決の糸口として、現状でAという方法とBという方法があり、それぞれに長所と短所がありました。
一長一短。どっちもどっち。両方のいいとこどりはできない。堂々巡りが続いていました。
でも、今日ふと思いました。短所は、ある角度から見たら短所だけど、
違う見方(工夫)をすれば長所なんじゃないか?と。


実は、長所と短所は表裏一体であったりすることが多い。
まずは、その事象(物)をしっかり理解すること。その上で問題解決のために、本質的な解法を選択する。
必ずしもその解法がオールマイティーとは限らないので、
長所はそのまま使ってあげて、短所は見方を変える(工夫する。補う)ことで、上手に活用する。
そうすると、実は長所と短所があると思っていた解法が、実は2つの長所になったりするんだよね。


これって、そっくりそのまま、人間にも同じことが言えるなぁと思いました。
人を短所で評価するのではなく、まずはその人の良さを見つけてあげる努力をする。
そして短所に見えるところは、発想を変えて評価してみる。もしくは、何かと組み合わせることで
人を最大限よく評価する努力をする。まずは、己の短所を悲観する自分自身から直していこうと思いました。