土木史と技術者倫理

今日が3回目の講義でした。指導教員の先生が学部2年生向けの必修科目(教養科目)として
開講している講義。今回は無理言って聴講させてもらっている。
学部の講義は、大学院の講義よりも先生のパワーの入れようが、また一段増す。
たぶん、若いがゆえの悩みを抱えていたり、感受性の豊かな学部生には、
いろいろと自己改革に取り組んでもらいたいという先生の意図があるのだと思う。


土木史と言っても、あまり堅苦しい感じではなく、相当な時間が雑談に割かれている。
スライドも写真が多く、メディアも使いながらなので、ビジュアル的にわかりやすい。
学部生用への、言葉の噛み砕き方もいろいろと参考になる。


あと、特徴としては、いろいろな本をたくさん紹介してくれる。土木に限らず、自己啓発本などもある。
何かを感じ取って、ターニングポイントとなる学生が多いんだろうなぁと思う。
毎回レポート(課題)を回収するお手伝いをしているが、相当量の文章を書き上げている学生も相当数いるのが
なによりの証拠だと思う。パソコンで書くことに慣れ、鉛筆が進まない自分と比較すると、なんともお恥ずかしい限り。
素直に感心してしまう。


いろいろなことを感じられる、この時間は自分にとって今、一つの気分転換の時間であり、
研究とは違う側面で、いろいろと感じることの多い時間になっている。