大事故から学ぶ

ものすごい大事故が起こってしまった。
中央道の笹子トンネルで天井のコンクリート板が長さ約110メートルにわたって崩落。
分かっているだけで、4人の方が亡くなっている。


つり天井板という言葉は今回初めて聞いた。
コンクリート内の覆工コンクリートはアーチ構造だから、
いきなり100m以上の長さで真っ二つにボキッと折れることはかなり考えにくい。
34年しか完成から時間が経っていないことからも、劣化とは考えにくい。


トンネル事故というと、記憶にあるのが1996年2月に北海道古平(ふるびら)町の
国道229号「豊浜トンネル」(全長1086メートル)で起きた事故。
トンネル上の斜面から、推定数万トンの岩盤が崩落して、20人が亡くなった。
(Yahoo!ニュースより)


今回も地盤かもしくは、そのつり天井板の金具?とかいうものの老朽化が何らかの原因なのではないかと思うが、
いずれにせよ今後大きな波紋を巻き起こしそうな大事故が起こってしまった。


技術は失敗から学んで発展してきた。
二度とこのような事の無いように、1技術者として、
私も動向をしっかりと見て行きたいと思う。