猫の手も頭も借りたい


なかなかに苦しい、正念場の1カ月を迎えそうである。


今週は10日に投稿論文の締め切りがあり、研究チームの後輩にはかなり無理をしてもらって
必要なデータを早急に出してもらっている。今回の論文に関して、手を動かしているのは私ではなく後輩で、
執筆しているのが私という分業体制。初めての体験で、うまく協力しながらやらないと進まない。
なかなかの突貫工事の論文作成で不安もあるが、頑張っている後輩のためにもなんとか間に合わせたいと思う。


また一方で、別の研究チームの実験も本格化してきた。2回目の打設を週の後半に控えているので、そちらの準備も並行して
行わなければならない。実験スケジュールは自分たちだけでなく、他の研究チームにも影響を及ぼすので、
なんとしてでも進めたい。こちらも後輩が頑張ってくれているので、助言と実際のサポートを織り交ぜながら進めたい。


そして、私自身の実験の準備もしっかり進めないといけない。2人の後輩が終わったらスムーズに自分の実験に
移行できるように、着実に準備をしないといけない。研究チーム全体のスケジュール管理をしながら、
自分の実験に必要な作業や予備実験を空き時間に織り込んでいく。


こうした実際の作業を先生に定期的にチェックしてもらうこと。
そして追われている作業に加えて、しっかりと立ち止まって頭を使って考える時間も作らないといけない。
頭は使わないと伸びないことは痛いほど分かっている。


悩んでも仕方ない。がんばろ。