人は考える葦である

この時期は、やっぱり面白い。
ゼミや日常といった区別なく、いたるところから、数多くの実験結果や解析結果が出てくる。
それを後輩たちとウンウン唸りながら考察したり、うまくいかない事に対してアイデアをひねり出したり…。
当事者はそりゃあ大変なわけで、そうしたアドバイスやディスカッションが、何かしらの形で
生きているのを見たり、聞いたりすると、さらに嬉しい。


同時に、自分だって自分のテーマを持っているわけで蚊帳の外に人間ではない。
研究チームの後輩実験も今、中休み的な状態になっているので、久しぶりに自分の研究そのものに関して考えたり、
懸案事項として止まっていたものに手をつけ始めた。できることなら誰かと話し合いながら
考えたいなと思う時もあるが、そこは最上級生。自分で頑張るしかない。


いずれにせよ、こうして、日常の時間のほとんどを「考える」ことに使えるこの時期ってやっぱり貴重なんだろうなと思う。
やりたいように、やれるこの時期を、日々大切にしたいと思った。