情報発信のむずかしさ


ブログを最近書くのが難しい。
普段あまり係わりの無い人に読んでもらうのは、利害関係の無い蚊帳の外の話なので一向に構わないのだが、
今、物理的にとか心理的に近い人のことを書くのが非常に難しい。
特にそのときそのときの、自分を中心として考えた時のコミュニティーが成熟してくると難しくなってくる。
自分の予期せぬ影響を与えたり、また与えかねないと思って自由なことを書けなかったりするから。
そうなってくると、なんのために書いているのかが分からなくなってくる。


昔のブログ(第一章)もそうだった。当時の生活も自分の中で過渡期になってきて、ブログの存続を考え出し始めた。
結局は、ブログによって対人関係を損ねたのも一つの契機で、ブログを閉鎖した経緯もある。
読み手が増えて、それによって思いもよらない関係が築けたり、自分を鼓舞するきっかけになるのは非常によいが、使い方を間違えると怖い。


個人的には卒業までのあと半年(予定)はなんとか継続したい。
このブログは自分の研究者人生の中での備忘録的な要素が強いから。
細く長くでもいいから、そこまでは頑張りたい気持ちが今はまだ強い。