家族会議


実験も一息ついたので、久々に家族で夕食を囲んだ。
実家から通っているのに、家族で食事をしたのは前回いつだったか全く覚えていない。
それくらい時間も、心にも余裕がなかったということだろう。


普段なかなかゆっくり話す機会も持てないので、
今の自分が置かれている状況と今後のことについて、自分の考えを両親に話した。
概ね私の考え(わがまま)に両親は理解を示してくれた。


この年齢になって、まだ親に甘えているのは本当に情けない。
親の年齢も考えると、早く自立したいという焦りがないわけではない。
でも、本当に自分がやりたいことに協力を惜しまないと言ってくれている両親には
感謝してもしきれない。そんな両親に対して、私が今できることは
本業に全力で取り組むことそれだけである。


ただ、一つ指摘をされたのは、私の意志が弱いのではないかということ。
もう少し自分の将来のことを真剣に考えてもよいのではないかということだった。
将来不透明だから考えないのではなく、将来こうなりたいからこうしたいと
もっと自分の意見を持てということだった。たしかにそうかもしれない。


まだまだ親には頭が上がらない。