対談

朝からなかなか深い良い話を聞いた。


内閣官房参与である藤井聡先生(京大教授)をお招きしての対談。ホストは指導教員の先生が務めた。
今の安部内閣における列島強靭化論の類というよりは、むしろもっと普遍的な国家(社会)のあり方や
国民(市民)のあるべき姿、(大学)組織のあり方といったことを語ってくれた。


こうやって書くと非常に堅苦しく見えるが、実際は非常に面白おかしく話をしてくれる。
関西の人だということもあるかもしれないが、必ず笑いを忍ばせている。
でも、その話には強い芯が通っていて、ぶれがない。それは誰にも負けないくらいの
読書や勉強によって培われた教養と、プラグマティズム実用主義とか行為主義などと訳される)に
のっとって考え抜かれた視点で話されているので、圧倒的な説得力であり、すっと納得できる。
人々が魅力されるのも理解できる。


こうした考えに特に異論はない。じゃぁ、自分がどうするか。
それが私を含め、個々人が変わろうと意識しないと結局いい話で終わってしまうんだろうなと思った。
それには、内閣官房参与とか、大学の先生とか関係なく、1個人として話を聞く意識が大切なのだと理解した。