レビュー

今の私に欠けていること。それは研究の全体像をしっかりととらえること。
その原因はやっぱり、まとめる作業を怠ってきたことだと今ならハッキリわかる。


今週末は、解析PCのメンテ期間に当てているため、解析以外のところを進める必要がある。
本当はなるべく多く、解析を回したいところだが、いろいろと後のことを考えると、
今は我慢してメンテの期間に当てることにした。


休日の過ごし方はいろいろあるが、助成金奨学金の申請前などはよく作文の時間に当てていた。
一見研究が進まないように思えるこの時間も、自分の頭の中身の整理には非常に有用な時間だった。
今週は、こういう状況でもあったので、ちょっと早い気もしているが博士論文の「序論」を書いてみることにした。


昨年度、後輩2人を面倒見ていた時に、前期のうちから彼らには研究の「序論」を書かせていた。
研究の背景や目的を深く理解していないと、序論は書けない。そういう意味で非常によい頭の整理になることが分かっていたので
彼らにはそういう指導をしてきた。自分でも改めて実践しようとしたわけだ。


書き始めると、いろいろと忘れていたり、ここはどうなんだろうと疑問が起こったりする。視野がぐぐっと広くなるのが分かる。
普段、目の前のことに精一杯になり、なかなか原点を振り返ることが無い。やっぱりこういう時間は時々取る必要がある。
そして、そういう節目節目で重要な作業は論文を書く(投稿する)ことになる。
結果が出たら書くのではなく、書くために結果を出すくらいの気持ちでやらないといけない。
もちろん、論文を書くことが目的ではないのだが、そういう気持ちでやらないと、やっぱりいけないなと今にして思う。
少し、自分の中で控えめだったなと思う。


とにかく、今からできることをしっかりやる。そういう時間の使い方をしていきたい。