査読通過


夏に毎年開かれるコンクリート工学会(JCI)の最終審査結果が届いた。
無事に採用という運びになった。正直ほっとしている。ここまで本当に長かった。。。
ただ、この論文は後輩の協力もあって成り立っているわけで、
嬉しいというよりは、皆に助けられてやっとこさ一歩目を踏み出しただけだなという感覚。
ぜんぜん納得はできていない。


博士課程を始める前に、ここまで論文が書けない(成果が出ない)ものとは夢にも思わなかった。
すべては私の力不足以外の何物でもないが、ここまで苦労するとは正直全く想像していなかった。
この3年間は己の無知さや、思考力の無さ、粗さを嫌というほど味ってきた。
同時に、どれだけ今までいろいろな人に支えられて、手厚くおぜん立てされて研究をしてきたかということが良くわかった。
いくら悔やんでも時間は戻ってこないし、決して手を抜いたつもりは一切ないので、結局はすべて必要な過程だったのだとは思うけど。


ただ、もう時期も時期。9月卒業の研究室の同期も、予備審査の日程が決まったようである。
そろそろ、なにかしら兆しが見えてきてほしい今日この頃。