意見交換

今日は、予備審査用の資料を指導教員にチェックしてもらった。
後輩学生たちも同席して、その様子を後ろから見てもらった。


何度も指摘されていることだが、研究の魅力を十二分に相手に伝えられる
プレゼンになっていない。どうして、それをやるのか。何がわかったのかが伝わらないというのが
主たる指摘だった。それは、後輩学生に意見を求めても同様だった。


幸いにも、指導教員との打ち合わせの後、小一時間ほど後輩学生に意見をもらうことができた。
非常に新鮮で有用な意見をもらうことができた。自分の理解度の低さ、視野の狭さ、思考力のなさを感じた。
後輩から学ぶことは、まだまだたくさんある。


最近では、指導教員以外、なかなか意見交換をする場がない。
特にHさんが香川に赴任されたことと、自分の研究に専念しなければいけない時期が重なり、
かなり閉鎖的な環境でここ1年ほどやってきた。自分で何とかしなきゃという変な使命感があった気がする。
後輩との意見交換というのも、自分の中で遠慮していたように思う。


やっぱり人間スーパーマンは世の中そうはいない。
研究に限らず、どんなことだって、周りの人と言葉を交わしていかないと
どんなことでも伸びしろはたかが知れている。きっと、何歳になってもそうなんだろうな。
年がたてばたつほど、意識していないとダメな気がする。


研究をまとめる段階になって、もう一度原点に立ち返ることが、やっぱり今一番大切であり、
同時に、また少しずつ視野を広く戻していくことも考えないとなと思い始めた。