大リーグニューヨークヤンキースからのオファー

satochan07012010-04-16


今日は自分に起こった驚き嬉しかった事。
タイトルは、ちょっと誇張表現なんで気にしないでね(笑)


前から、もしかしたらとは思ってはいたが、
昨年留学したオランダデルフト工科大学から
正式に文章で博士課程進学へのお誘いがあった。
しかも留学時の指導教官ではなく、研究室のボス(リンゴよく食べてました笑)
直々のメールであったから頭が下がる。


正直、すごくう嬉しかった。
まったく興味がなかったり、呼んでも意味がないと思う人間に
メールをするとは思えないので、これは1年間試行錯誤しながら
頑張ったことが、形として表れた結果だと思う。


博士課程進学を決意して、次に進学先もいろいろと悩んだ。
うちの大学に残るか、他大に移るべきか。
はたまた海外の大学へ飛び出すか…。
相談すれば、相談する人の立場で、考えでいろいろな意見を下さった。


そうしたときに自分はどういう研究者になりたいかと考えた。
そのとき一番響いたのが、今の指導教官の言葉(今思えば勧誘?)だった。
「他の大学(そのときは東大を意味していた)にいったらOne of themになるよ」と。


また、先日東大(本郷)の先生とお話をしていたとき、
「彼(今の指導教官)は、自分の流儀を持っている。彼の下でしっかり3年間学んだほうがいい。
海外に出るのはそれからでも遅くはない。」と言っていただきました。



自分は自分のスタイルを確立したい。自分にしかできないことを持つって
それはどんな仕事をするにしたって、すごく大切だと思う。
それを持てた人は、どんな仕事をするにしろ幸せな仕事ができたと思える人だと思う。


もちろん、現時点でネームバリューや実験施設の良し悪し、雇用形態
(日本は学費を払いますが、海外はお金をもらえます。日本の新卒初任給くらい)
とかは見えるけど、俺はやっぱり、世界に出る前に日本でまだまだやることがある、
同じ世界に出るでも、松井秀樹よりはイチローのように世界に出て行きたいと思う。


きっと2年前(大学院入りたて)のころの自分だったら、間違いなくこんな美味しい話があったら、
海外へ行こうと思っただろう。今の時期は自分の人生の一種の賭けのような時期ですが、
でも、今は不思議とこのお話をいただいても、あまり心が揺れなかった。


今回のことは素直に喜びたいと思う。
そしてこのことを、今度はしっかりと業績を持ったことでオファーされるように、
また次の目標やバイタリティーに変えたいと思う。