高き壁

やっとこのブログを書く意味のある内容になってきました。
今日、同僚の示してくれた論文から派生して、目が点になるような論文を発見してしまった。
自分がこれからやろうとしていたような内容の研究をやっている論文だったからだ。
それも、自分が想定していたよりはるかに精緻に検証している実験だった。
当たり前といえば当たり前かもしれないけれど、壁の高さを痛感した瞬間だった。
いろいろがんばって考えて、いざ行動に移そうと思っていた矢先のことだっただけに、
なんか複雑な気持ちでした。


今はまだ学生という立場だから、指導を受けて良い方向に導いてもらってはいるものの、
あと数年したら独り立ちしなければいけないわけで、
そしたらこういう人たちと争うのかと思うとものすごく心配。
こんな研究できるようになりたいけど、本当になれるのかなあ。


とりあえず、もう数ヵ月後に迫った修士研究の最終発表。
本気でがんばらないとヤバい。別に手を抜いている気持ちは全くないが、
がんばらないとまずい気がする。週末も終日は無理にしても、できる限り前進しなければ…。