生涯のライバル?


今日は東大生研と横国のコンクリート研究室の交流会があった。
初となるこの交流会は今回は横国主催で行われ、私が幹事を務めた。
あるテーマにのっとっての情報交換会(発表&質疑)とそのあとの懇親会(1次、2次)であった。


先方の発表者はD2(博士課程後期2年)の人だった。
この人とは数か月前に知り合い、すぐに意気投合した人だった。
その理由はいろいろあるだろうが、その大きな理由の一つが俺と彼は同じ学年(S59年生まれ)という
共通点があったからだ。おそらく、お互い生涯付き合っていく仲だと感じたのだろう。
少なくとも俺はすぐにそう思った。


彼の発表はすさまじかった。内容、表現力、論旨…すべてで高レベルだと感じた。
すでに知識レベルは業界の先生と同じか、それ以上。
議論も先生を打ち負かさんばかりの説得力のある説明だった。


今横浜国大で博士の学位をとるというこの道に、迷いはないが唯一あるとすれば
それはこの小さな慣れ親しんだ環境に甘えが生じることである。
己の経験上もライバルと思える人が現れた時ほど、人は更なる高みを目指せると思っている。


持ち前の負けん気の強さに火をつけられた。
彼のまねではなく、己の良さを引き出せるように、
もっともっと頑張らねば。。。