共有する想い

今日は横国土木の同窓会でした。
午後から総会、夕方からは研究室の同窓会。二次会へと続いて行きました。
個人的には、今週できていなかった先生との打ち合わせを会場でするために、
朝一で大学へ行って必死こいていましたが、まあそれは置いておきます。


とにかく終わってみての感想は「楽しかった」です。
同期は基本的には就職をしてしまったので、こういう場を活用して戻ってきて
くれるのは非常にうれしいことです。総会では、(学部卒業年度が同じ)同期と
懐かしい話をして盛り上がっていました♪


個人的に特におもしろかったのは、研究室の同窓会、そして2次会です。
昔と違い、だいぶ上の人とも遠慮なく(←学生の特権)、話を聞きに行けるようになり、
それはそれは面白かったです。個人的に話をしてみたかった研究所の人たちもいて、
いいお話がたくさん聞けました♪他の学生も例年になく多く参加していたし、
積極的に輪の中に溶け込んでいて、すごくいい雰囲気だったように感じました。


最後のほうに、何人かがスピーチをしていたのですが、
印象的だったのは「こんなに楽しい場とは知らなかった」「元気が出てきた」
「学生さんとの話は楽しい」といった発言の数々。
どうやらあの会が、みなが共有する、根底にある土木という誇りを思い起こさせる契機になっていたようです。
それを象徴するのが2次会への参加者の数!20名を超える大勢の人が2次会へと参加しました。
こんな2次会は学生の2次会でもあまり見たことがない気がします。
みんな笑顔笑顔で楽しそうでした。


やっぱり、ここに日本の今が見え隠れしているような気がします。
膨大な仕事量や日常の課題に忙殺され、己の理想や仕事に対する誇り、
大切なものを大切に扱う当たり前のことができない社会現状に、
憤りを感じる前に疲れ果てている。その現状は自分だけではどうせ変わらないという
悲壮感が蔓延しています。でも、それを一人で抱え込もうとするのが
間違いで、今までの既成概念など打ち崩し、
皆で変えようと気持ちを一つにして立ち上がり行動することが大切なのだと、
あの場にいた人がみな共有したのだと思います。


あの雰囲気は何とも言えないほど心地よいものでした。
そんな場に、同窓に自分が居れたことが幸せでした。