セメント工場の豆知識から派生して

satochan07012010-08-09



最終発表から3日経ちました。
なんか、いまだに修士を取った実感がわきませんが、
きっと修了書をもらうころにその実感がわくんでしょう。


今週の週の前半は、先生について学外へあちこち飛び回っています。
今日は熊谷(最寄り駅は籠原)のセメント工場へ見学に行ってまいりました。
(土木工学教室の見学会です)


セメント工場って一般の人にはどのように映っているのだろうか。
きっと汚い、泥臭い、古いイメージじゃないだろうか。
いやはや言ってみるとその違いに驚く。今挙げたどのイメージもない。
きちんと整理されていて、最先端の機器が導入されていて、時代の流れに乗って
新しい技術を取り入れようとしている工場でした。
埼玉県内の清掃工場から出る焼却灰の25%がここでリサイクルされ、ほぼ100%有効活用されている。
こんな話を世の中のどれだけの人が知っているだろうか。


この事例に限ったことではないだろうが、世の中知らないうちに助けられていたり、
その恩恵を受けていることって結構あるのでしょう。ただ、一つ思うのは、
知らなくてもいいけれど(知っていたほうがいいけれど)、間違った印象をすりこまれることほど
かわいそうなことはない気がする。努力が正統に評価されない(まじめにやっている人が損をする)世の中ほど
悲しいものはない。


世の中のあらゆることにおいて、大切なことが何なのか
気づく社会になってもらいたいものです。


明日は新潟(糸魚川)に一泊で出張です。