日中交流事業の中止or延期


いやはや、ビックリしました。
明日から予定されていた、日本の大学生1000人を招待しての上海万博視察。
それが前日の今日になって急きょ中止になったというニュースはみなさん
お聞きになったでしょうか。何を隠そう、うちの相方もその1/1000でして、
その被害をこうむった一人になりました。政治的な影響が自分の身近に
波及した経験は初めてで、驚きとともに、改めて政治というものを強く意識した瞬間でした。



オランダにいるときに、ある中国人から言われた言葉を思い出しました。

「沖縄は日本のものではなく、中国である。」


衝撃的でした。どれだけの日本人が沖縄を日本であると主張できるでしょうか。
きっと大学生でもごく一握りじゃないでしょうか。


自分の性格上、事なかれ主義のところもあるので、
あまり波風立てるのは好きではないため、その場はお茶を濁しましたが、
その時点である意味情けなさは感じます。


日本が元気がないと言われている今日この頃。
やっぱり根幹にあるのは、日本人の教育的素養の欠落にあるように感じます。
原因は、国・個人のレベルでの芯(方向性・)の欠落かなと思います。
軸がないツタは明後日の方向に延びるように、芯がない自由は、浮遊だと思います。
いいか悪いか別にして、間違いなく、中国などは(政策的に)これがはっきりしている。


己も含め自分の国の歴史、言葉、文化を知らなさすぎます。マスメディアに流され過ぎます。
マスメディアはあくまで商売広告であることを皆が認識し、
自分の素養(知識・経験)をしっかりと持ったうえで、自らの道上昇志向で切り開いていける、
そんな環境づくりが必要だと思います。


どんな人間であれ、人間である以上、一生勉強です。