世界を知ろう! 自分で判断できる力の必要性


今日は台風接近というあいにくの点でしたが、
大学ではホームカミングデーという、いわゆる全学同窓会のような日でした。
自分はまだ正確には卒業生という身分ではありませんが、友人(たまにブログにも出てくる心友
がこの機会を利用して、大阪から出てくるということで参加してきました。



このホームカミングデーは今回が5回目ということですが、
実はこのホームカミングデーは「留学生センター主催のホームカミングデー」が最初で、
大学がそれを真似したのが始まりなんです。
その事実をどれだけの人が知っているかは知りませんが、そういうことなんです。



自分はまずその「留学生センター主催のホームカミングデー」
その場には卒業留学生やそれを取り巻くボランティア団体の方々、教職員等が集まっていました。
中でも面白かったのが卒業留学生のスピーチでした。
彼らは主に日本で仕事をしたり、家庭を持っている人たちでした。


正直言って、くだらない授業で寝る日本人学生がいるくらいだったら
日本人学生に

「彼ら留学生のスピーチを聞いてほしい」


と思いました。それくらい刺激的な、熱意あふれる話でした。
日本で学び、日本で苦労している彼らだからこそ分かる
日本人の忘れている感覚を彼らは持っています。


そう、海外でいえば、今日相方が日本に上海万博視察から無事帰国しました。
ご存知の方も多いと思いますが、先月延期になった大学生視察団(700名)の一員として行ってきました。
台風でどうなるかと思いましたが、なんとか成田に着陸できたようです。


話を少し聞きましたが、自分の想像をはるかに超える内容だったようです。
簡単に書けば、


「政府要人クラスのVIP待遇」


だったようです。
・マスコミを一切シャットアウト
・ホテルから上海万博等会場までは道を封鎖して、バスで完全に外界と隔離されての行動。
・万博のパビリオンは万博開演前に貸し切り状態で視察
・開演時間中の視察は「裏口」から優先入場
(もちろん一般客とは隔離)
・お土産はデパートを貸し切っての買い物
・ホテルも5つ星クラスの超高級ホテル&夜景ナイトクルージング
・食事どころは「上海万博」で実際に使用している会場
・外出は禁止


肝心の大学生間交流は、政治情勢の影響からか
中止になったようです。
そして、もちろん飛行機代、滞在費すべて中国政府持ち。


うーん。中国はちょっとやっぱり異常だと思ってしまいます。
もちろん、個人レベルの話ではなく政治レベルでの話ですが。
ある意味、貴重な体験をしてきたようです。