ネビル勉強会

satochan07012010-11-18



最近やたら勉強会ネタが多いので、研究室メンバー以外の読者の方には
混乱している方もいるようですが、頑張ってついてきてください。
いや、分かるように説明できるよう努力します(笑)


今日から「自分主導の論文勉強会」が始まりました。
通称「ネビル勉強会」と呼んでいます。ネビルとはその本の著者でコンクリートの著名な論文を
多数書いている人です。その方がコンクリートのさまざまな特性(特徴)をまとめた本を
読むことからこんな名前がついています。


朝9時15分からということもあり、何名か欠けてはいたものの(昨日飲み会でしたからねぇ)、
かなりの人数が集まってくれて非常にありがたいことです。
最初の10分間くらいで、笑いもとりつつ(?)、この勉強会を立ち上げた経緯をお話ししました。
ポイントとしては
1.予習の仕方、勉強会への臨み方
2.学生の中にも知識の差はあるわけで、参加者全員がお互いに有益な時間にするように心がけること
3.先生もいないので、恐れず率直に言い合えるフランクな場にすること
4.要望はどんどん取り入れ柔軟に対応すること
5.参加者は学生。間違うこともあるだろう。でも知識のすり合わせが自分ひとりで読む以上の効果を生むはず etc...
(1.は前に記事に書いたので詳しくは参照してください)


あとの45分は具体的な内容に入ってくわけですが、自分が予想していた以上に
議論が活発に出たので主催する側としては非常に助かりました。
心やさしい後輩がたくさんいて、先輩は幸せです(笑)


留学生のボランティア団体での経験から、「議長やその場を取り仕切る者は
あまり主観的に発言をしすぎず、場を常に意識したほうが良い」と思っていたので、
初回としては良い形にできたように思いました。
何点か議論中も方向修正(議論が一部だけで盛り上がらないようにとか、
下級生に分かるように噛み砕くように説明をお願いするとか)ができたのも良かった。


後半の10分は自分がやりたかった、「その回の補足説明」をPCを使って行いました。
今回は「セメント化学」(鉱物組成、水和熱、セメントの種類等)を中心にお話ししました。
その回の内容を見ながら、「自分が4年生の時につっかえたところ」を思い出して選出しています。
ある種の「小授業」なわけですから、こっちも下手なこと言えませんのでそれなりの復習をします。
非常にその時間は自分にとってもよい時間でした。


勉強会後も個別に何人か後輩が来てくれて、何点か要望を言ってくれたので、
次回以降はそのあたりを盛り込みたいなと思いました。
(席の配置、配布資料等)


次回以降、間違いなく問題点やうまくいかないことが出てくると思います。
それも含め、勉強と位置付けて、自分の糧になるよう有意義な時間にしたいなと思いました。