講義5日目

satochan07012011-08-29



今日も昨日と同じで午後の途中まで授業で、午後の最後が実験の時間でした。
今日最初の授業が私の非常に興味のある「ひび割れと耐久性」という
授業でした。内容もすごく興味深くて、非常に有意義でした。
しかもその講師の先生が、RILEMのまさにそのタイトル通りの委員会の
委員長なんだとか!!授業後にいろいろと質問させてもらいました。
ここでそんな人に会えるなんて…。驚きでした。


相変わらず中国の学生たちの勉強意欲はすさまじく、
休み時間も延々と質問が続きます。いい加減先生も疲れ切って
人払いする始末です。ホント素直に見習わないといけません。


最近は、だんだん中国人の顔見知りも増えてきて、
そこから仲間が集まってきて、ここではかなり顔が広くなりました。
日本人が珍しいんでしょうね。囲まれていろいろ質問されています(笑)
最後にある人に言われた一言が印象的でした。


「中国人は日本人にいいイメージを持っていないけど、君は話しやすいね」
って。


ここ南京は歴史的にいろいろと日中関係複雑な場所ですが、
そういうこと抜きに、若い人たちは確実に日本との将来の方向性を
見てくれているなって思いました。草の根かもしれませんが、
一人一人の関係から、その国に対する偏見をなくして、
いい関係を築いていきたいと切に思いました。来てよかったと思いました。


実験はすごく面白くなってきました。今日の時点で、渡されたサンプルの
水和度と塩化物イオンの拡散係数が算出できました。
これをもとに、A〜Eとラベルされたサンプルの中で
自分たちがどのサンプルを使用したかを当てることが課題になっています。
発表は3日後の授業中です。これから3日間は、
この班でいろいろ考えることになりそうです。

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夜は、気分転換に町に繰り出そう!ってスウェーデン人が言い出して、
それに便乗する形で私を含め7人で街中に行くことにしました。
親切な中国人の方2人も加わってくれて総勢9名
(日本1、タイ3、スウェーデン2、ポルトガル1、中国2)
で行きました。


新街口というところに行きました。日本でいうところの、
秋葉原みたいなところかな。電化製品を扱う店がたくさんあって
活気がありました。地下鉄にも乗りましたが、すごくきれい!
研究所がある場所とはえらい違いです(砂埃が立つような場所です)。


あと3日。いろいろ吸収して帰りたいと思います。