サッカーと私

satochan07012012-01-10



今日は、日中に解析装置の講習会に参加しましたが、
基本的には一日解析に取り組んでいました。


前々から、良くわかっていなかった(不明だった)、解析のアウトプットの
処理の仕方があったのですが、論文を読み返して、あれこれやっていたら
思い描いていたように結果が出てきました!思わず、叫んで後輩を驚かしてしまいました(苦笑)
小さな一歩ですが、こうした一歩を毎日積み重ねております。


話は違いますが、今朝がたFIFA年間最優秀選手が発表され、
日本の澤穂希選手が年間最優秀女子選手に選ばれました。
特に身体能力が高い人種でもない日本人が、
こんな誇り高き賞を獲得できるなんて。
男子は誰もが一度は名前をきいたことであるだろうバルセロナのメッシでした。


その謎を解くヒントがネットの記事にありました。


なでしこジャパン(女子日本代表)の合宿では、時折、選手の運動能力テストを行っている。
持久力やダッシュ力、ジャンプ力などを測定するのだが、澤はどの種目でもトップになったことがないという。
なでしこジャパンの中で、飛び抜けて得意な種目もなければ、飛び抜けて苦手な種目もない。
「だから、澤穂希という選手は、言ってみれば平均点のサッカー選手なんですよ」
この言葉に象徴される謙虚さこそが、澤を世界の頂点にまで引き上げた原動力なのだろう。


誰もが舌を巻くような、圧倒的なパワーやスピードは持っていない。
その代わり澤は、自他ともに認める「研ぎすまされた感覚」を持った選手だ。
「ここでボールを奪える」「ここにパスを通せる」「ここにボールが来る」。
そのような感性豊かなプレーで、長年チームをけん引してきた。
だからこそ、澤は仲間を信頼し、仲間を励まし、仲間を助ける。


「苦しい時も、仲間がいるから頑張れる」
「みんなでやるから、サッカーは楽しい」
世界的なレベルに成長した仲間を手に入れたからこそ、
澤はチームでも個人でも、世界の頂点にたどり着くことができたのだ。


FIFA加盟208の国と地域の女子代表監督およびキャプテン、
そして国際ジャーナリストによる1次候補者10選手への投票の内訳を見ると、
有効投票総数の28.51%が澤に集まった。
以下、2位のマルタが17.28%、3位ワンバック(米国)は13.26%にとどまった。
澤への支持率は断トツだったのだ。


常に謙虚に、前向きにプレーを続け、仲間と絶対の信頼関係を築いていく。
一人では太刀打ちできなくても、個人個人が己の特徴を
出し合って総合力で相手を退けていく。サッカーの本質をよく理解し、実行してきた
長年のそうした功績が、誰からも文句の出ない、ダントツで最優秀選手に選ばれた所以なんでしょう。


同じ日本人として、また一個人として、
いろいろとヒントになることが多いなと思いました。