良質な議論

今日は「学士会館」(神保町)で、
「土木コンクリートの初期ひび割れについて考える」
というタイトルで、基調講演やパネルディスカッションがありました。
主催は学術振興会。うーん、この名前を聞くと、悔しい思い出が・・・
まぁ。とりあえず今日はそのことは良しとしましょう。


基調講演は、一度聞いたことのある内容も多かった。
ただ、私が一番印象に残ったのは、最後の講演者のS先生。
一度、昨年広島での今日の講演の概要を聞いていていたのですが、
そのときはかなりチンプンカンプンなところもありました。
でも、今日はだいぶ自分でも理解できるようになっていたことが
嬉しかった。もちろん、よくわからないところもあったけど、
少し成長できた自分が感じられたので、素直によかった。


後半のパネルディスカッションは、業界の様々な立場の方が
それぞれの立場から「ひび割れ」について、捉え方や考え方を明示してくれました。
私が、この前の中間審査の時に最初に言われた
「その発表面白くないんだけど」というコメントに対し、あまりある回答の
材料がたくさんあったように思います。議事録も取らせていただく機会も
いただけたので、早くまとめて自分の中でも消化したいなと思います。


懇親会は、本当に大御所の先生や産業界の方が多数いらっしゃって
最初はなかなか馴染めませんでした。
でも、何かをきっかけに話し出すと、私も今日思ったことを、
他大学の先生等と話し合うことができて、それはそれで楽しい時間になりました。



いろいろと機会を活用して、幅広く物事を捉えられる
研究者になりたいですね。