ドクターに求められること


今日は午前中、昔から大変お世話になっているMさんの博士論文公聴会を聞きに東大へ。
遅くいって、失礼の無いようにと思っていたら、聴衆では一番乗りになりました(苦笑)


Mさんは、全国的にも名の知れたメンテナンスのプロということで、多くの方が多数聴講に来られていました。
もちろん発表内容も、やはりすごかった。数十年の積み重ねから生み出された多くの結果は
私が絶対に真似できないような、重みと説得力のあるものでした。
学位授与に文句のつけようもないものであったと思う。


同じ博士論文公聴会でも、たぶんあんな結果は私には出せない。
それで同じドクターを取れてしまって良いのか。
そもそも社会人ドクターという制度自体が日本独特であり、そこと比較することも疑問ではあるが。


私は博士課程進学時に先生から、学位授与の条件を言われている。


「世の中にインパクトを与える」


私にできる、求められていることはなんなのか。
今一度考えて、今後も研究に励みたいと思いました。

追記:明日から糸魚川、越後湯沢と続きで出張です。
しばらく更新が滞ると思いますが、ご容赦ください。