先輩になる不安


これくらいの時期に、後輩学生と話をしていると毎年同じようなことを言ってきます。
「今年のM2はホントすごい。自分たちがこんなふうになれるんだろうか・・・」と。
今年もご多分に漏れずに、合宿中にそんな話を何人かから聞きました。


答えは、簡単「大丈夫」です。もちろん、構成員が違うから、前年度と全く同じには成り得ませんが、
(同じになる必要もないでしょうが)学年が上がれば、それ相応の責任感を持ち、毎年立派なM2が誕生しています。
ただ、近年少し違うのは、私という目の上のタンコブがいるせいで、
ちょっと後輩学生の先輩意識が低下仕掛けている?ことです。そのへんは、私も意識して
私がやるべきこと、私でなくても、M1がM2がそれぞれの後輩に対して、やるべきことを
割り振らないといけないなと思います。優しくなんでもやってあげるのは、その人のためにならないということも
考えて時に厳しくなることが私には必要なんだろうなと思います。


と、ここまで、偉そうに言っておいて、実際のところは一番自分が先輩になることを心配しています。
来年度(10月より)私はついにD3になります。今自分がD2ということ自体、不思議でたまらないのですが、
D3になれるような器に成長しつつあるのかすごく不安です。
中学生が見る、20代後半の社会人くらいの高みのイメージです。(例えが中途半端??)
比べられる尺度(日本人ドクターの先輩)が近くにいないので、よくわかりません。
いや、たとえ先輩がいても、比べられものではないので、変わらないか。と自問自答しています。



さっきと同じような理屈で行くと、「それなり」にはなるんでしょうな。
悩んでも仕方ないので、前進する。今までのようにこれから、実直にやるのみです。