感服

今日は、M2の最終審査会でした。
私は、ほぼ全ての発表(研究分野外のも)を公聴していました。
自分の研究のことでやらなければならないことは多分に有りますが、
せっかくの機会なので、今日しかできないことをやろうと思い、
後輩学生たちのプレゼンを聞くことに専念しました。


うちの研究室の後輩M2学生たちに関して言えば、本当に
素晴らしかった。先生も今日の打ち上げ時の講評でおっしゃっていましたが、
ものすごく安定感のある、すばらしい研究発表だったと思いました。
特に、N君のは私も聞いていて強烈なインパクトを受けました。
4年生のときから、プレゼンのうまい子だなぁと思ってはいましたが、
研究の質、量、プレゼンの表現力どれをとってもピカイチだったと思います。
思わず、発表後に彼のところへ行って「すごい発表だった!」と
興奮して言ってしまうほどに(笑)最優秀研究賞という結果は当然でしょう。
本当におめでとうございます。


こうした頼もしい後輩たちがいることは私にとっても励みになります。
特に、今日のM2の様子を見ていて、一番感じたのは
「できれば来年の今頃に、彼らみたいに清々しい気分で最終発表をしていたい」
という気持ちでした。こればっかりは私が決められることではないのですが、
目標として、頑張っていきたいという思いは強くなりました。


また、もう一つ芽生えた気持ちがあります。それは、ぜひ来年度
「後輩を私の指導で育てたい」ということです。自分がM2の時のB4(現M2)が
今日このようなすばらしい発表をして、触発されたのだと思います。
もちろん、私が正式な指導教員になれるわけではありません。
ただ、私のこれまで、この研究室で培ってきたことの集大成として
一人の人間を育ててみたいと思いました。私も遅かれ早かれ、
この研究室を去ることになるでしょう。その前にしっかりと次の人に
私の意志をつなげたい。研究面でも精神面でもです。
そうしたプロセスを通して、私ももう一回り成長したい。


この無謀な私の想いに犠牲になってくれるのは、
できれば来年入ってくるB4がいいかなと思いました。
そのことを先生にも今日お伝えしたら、快く承諾してくれました。
来年の今頃は、一人の小松チャイルド誕生でしょうか(笑)楽しみです。