学問のすゝめ


昨日研究室の指導教員が打ち上げの席、
研究室での教育は”個人が独立するために行っているの”というニュアンスの話がありました。
そのことがよく書かれているのが福沢諭吉の「学問のすゝめ」であるということでした。


お恥ずかしい話ですが、「学問のすゝめ」を読んだことはありませんでした。
学を志している人間として、間違いなくの必読書だとその時思いました。
そうでない人でも、たぶん、ちゃんと読んだことがある人は少ないんじゃないかなぁと思います。
理由はいろいろあるかと思います、大きな敷居は文語体で書かれていることにもあると思います。


そんなこんなで、今日特に意識もせずに、本屋へ立ち寄ったところ、この本がパッと目に入り即購入しました。


タイトルのとおり、斎藤孝が「学問のすゝめ」を現代語訳してわかりやすく書いてくれています。
まだ読み途中ですが、なぜ福沢諭吉が”学問をすすめる”のかがよく分かりました。
もし、福沢諭吉が現代の日本を見たら、きっとこれと全く同じような本を書くんじゃないかなと思いました。
それくらい、普遍的で今こそ読み返すべき本だと思いました。
国民一人一人に配っても良いのではないかと思うくらいに。
それくらい強く強く読むことを勧める本です。