クリエイティブな仕事

今日は日中に友人と食事をしました。
待ち合わせまで渋谷のカフェで読書タイム。読んでいる本は「学問のすゝめ」です。
なんだか、自分に酔いそうなシチュエーションでした。


いろいろ、友人(社会人)と話をしていたのですが、一つ気になった(頭に残った)言葉がありました。
「クリエイティブな仕事がしたい!でも、クリエイティブな仕事では食っていけない。」


もちろん、クリエイティブな仕事って一口に言っても
いろいろあるし、働き口がすごく狭い仕事だってあるのは確かでしょう。
ただ、実際のところ、日本で働く多くの社会人が、もし自分の仕事に対してそう思い、
悲観しているるのだとしたら、そんなに悲しいことはないし、そんなことではいけないと思いました。


私は、まだ学生なので仕事に関して物を申せる立場じゃないですが、
ちょっとこれは違うんじゃないかなと思ったので持論を展開しようと思います。
決して友人への批判ではないのであしからず。


どんな仕事であれ、クリエイティビティー(創造性)を失ったら、それは誰がやったって同じ仕事になるでしょう。
もちろん処理能力という意味では個人差はあるでしょうが、いずれ機械に取って代わられる仕事かもしれない。
どんなことであれ、そこに頭をつかい、より良いもの生み出そうとする姿勢に面白みを見出すことが絶対必要だと私は思います。
それが人間に求められる本来の仕事だと私は思います。そしてそれが、思わぬところで功を奏するということも
往々にしてあると私は思います。
(例えば、コピーをお願いされた場合?どうしたら、早くコピーができるか
?どうしたら受け取る人がスムーズに仕事に移れるか?どのようなコピーの仕方が見やすい形式なのか
?何部刷るのが適切なのかetc...)


ルーチンワークとうのは、あくまでも1つの方法論であり、先人の1解法をなぞっているにすぎない。
頭を使わないから、楽だ言う人がいるかもしれないけれど、それが必ずしもベストな解放だと
決まっているわけではないし、微妙なニーズのズレに気づかない可能性も高い。


こういう時代だからこそ、常に頭を働かせ、
どんな仕事にも、「なぜ→どうしたら」を考えることが必要なのだと私は信じています。


私の信頼の厚い友人がそんなことを言ったので、少しショックでした。
今の世の中の現状なんだろうなぁ。甘ちゃんの戯言でした。