心の叫び


今日はいつも以上に素直な自分をさらけ出そうと思います。
吐き出さないとやっていけそうにないので。


今日は、一日都内で講習会に参加しました。
そのまま直帰したので、家族3人で夕食を囲みました。
普段実家から通っているのに帰りが遅いため、久々の家族での食事でした。


その席で、父親が堰を切ったように話をふってきました。


「これからお前はどうするのか?」と・・・。


今の自分にとって、もっとも大事な重要な質問であり、
もっとも聞いて欲しくない質問かもしれません。


今の自分の希望は、卒業後は実務でしっかりと経験を積んで、
いつかは大学で先生をやりたい。私を大きく育ててくれた大学という環境の素晴らしさを
もっと大学生に知ってもらいたい。そして後輩のために私の出来る限りのことで貢献し、尽力したい。それが私の希望。
きっと、最初は任期付きの働き方が続くんだろうなと思う。
周りの博士課程を卒業した人たちの状況を見ていると容易に想像がつきます。
いつかくるかもしれないチャンスにかけて、準備する。
思ったように、進むとも限らない世界だということも周りの状況を見て分かっている。


一方で、私の心の中には、少しでも早く安定した生活を求める保守的な自分がいる。
その理由は、やっぱり両親を安心させたい、そして自分の家族をもちたいと思うから。
終身雇用が約束された企業なんてないのは分かっているけど、任期付きよりは正社員として早く働きたい。
変なプライドかもしれないけど、相方をしっかり支えていける男になりたい。
結婚する相手のご両親を安心させて結婚したいとも思う。


どちらも、私の希望。状況が相反する希望。
冷静に見ると自分で自分が不器用だなと笑えてしまう。


今悩んだって、将来が約束されるわけじゃないし、ここまで頑張ってきたんだからと、先のことを考えないようにしている自分。
ずるいけど、なんとなるさと自分を騙しながら毎日を懸命に過ごしている自分。
目先の楽しいことに食いついているだけなのかなぁ。結論を先延ばしにしているだけなのかなぁ。


一方で周りを見渡せば、自分よりはるかに優れた研究者がごまんといることが分かっている自分。
本当に研究者としてやっていけるのかと思う自分。
色々な人に言われた厳しい言葉が頭の中で反芻され怖がっている自分。
ちょっと将来を想像しただけで、暗闇に突き通されそうな恐怖心に駆られる自分。
そんなことを考えるようじゃ、そもそも研究者なんかに向かないんじゃないかって思う自分。
ぜんぜんポジティブになれていない自分に嫌気がさす。



決して父親は、私の進路を否定しているわけではないのは分かっている。
何より進路に悩んだ私を最後に後押ししてくれたのは、父親だから。
自分が選んだ道を進むことを誰よりも望んでくれている人だから。
きっと、大事なことには目を背けずに、正面から向き合って生きていくことを諭してくれたんだと思う。



自分は何がしたいんだろう。私は柔軟性がかけているのか?何が自分にとっての幸せってなんなんだろう。
この後に及んで、こんなことで悩むこと自体ダメなのかな。結論の無い無限ループで頭の中がグルグル。
ああ、ダメだ。こうなってくると怖くてたまらない。泣きたくなる。もっと強くなりたい。。。。