試し練り


今日もいろいろありましたが、
一番の出来事はコンクリートの練り混ぜコンテストの
試し練りが、いよいよ始まったことです。


コンクリートなんて、決まった分量を混ぜれば、だいたいどうなるかなんて
わかるんじゃないかと、たぶん普通の人は思っていると思います。
でも実際はそんな単純ではありません。たしかに、どこにでもある材料だし、誰でもつくそうだから簡単そうに見えます。
でも、実際に関わってみると、「誰でも作れるから、質の高いものを作るのは難しい」と感じます。


コンテスト当日までの流れの中で、各班には30リットルのコンクリート
最低3回試し練りすることを課しています。
その間に、要求されたフレッシュ性状のコンクリートを練ってもらいます。
目的は、この作業を通して、コンクリート内のどの材料が、どれくらいフレッシュ性状に効くのかを
体感してもらうことにあります。と、書けば偉そうにかけますが、私も同時に勉強しています。
これだけ、いろいろな種類のコンクリートを練る機会は、私にとっても初めての経験なので。


初めての班だったので、どうなるかなぁと思っていましたが、
2回目で、ほぼ要求性能を満たすコンクリートが作れました。
ちょっとした感動が、班員の中から伝わってきました(笑)


このあと残りの3班が、今後2週の間に続きます。時間は取られますが、非常に楽しみです。