モガキ・クルシミ・アセリ


日々あらゆる場面において、自分の力不足を痛感させられる。
そして何度となく、自分はこのままでいいのか?将来研究者としてやっていけるのか?
と終わりのない葛藤に駆られる。


今一番苦しいのは、これだけ色々やってきて、成果が目に見える形で出てきていないこと。
博士過程の研究で、これといった論文をまだ出せていないのは焦る。今までそこそこのペースで論文を出して
これたのに、これほど論文をかけていない期間がないのは初めて。それだけ指導してくれた人たちの
力が大きかったことが身にしみてわかる。焦ったところで、結果が湧いて出るわけでもない。
かといって焦ってやっても良いことはない。やっていないわけじゃないんだけど・・・。
これも私の力量不足が原因です。


今振り返ると、オランダの留学時は、「何が何でも論文を出す!」という気持ちが今よりも強かった気がする。
その理由は、デルフトという世界的に有名な大学の人たちと連名で論文を出せる機会はそうそうないであろうということや、
修士の短期終了や奨学金(留学費用に当てていた)返済免除などを考えると、何が何でも成果が欲しかったいうことにある。



成果が出なくてもいいなんてこれっぽっちも思わない。
でも、成果が出ないことに、どこか言い訳をしていないだろうか。


泣いても笑っても、来る10月で残りあと1周(1年)。
やってきたことをまとめて集約するという作業が、今後さらに重要になってくる。