On the way


今日無事に相方が中間発表を任務地の教育省で終えたらしい。
教育省がストライキの期間に重なってしまい、聴衆の人数が減ってしまったのが残念だったようである。
しかし報告できるまでに、しっかりと成果を上げてきたことだけでも感服する。
しかも今日の発表はフランス語(アラビア語?)だというからまったく頭が上がらない。
後日、現地JICA事務所で行われる発表も頑張ってもらいたい。


「発展途上の国で、情操教育をどのようにして根付かせるか。」
言うは易しだが現実はそう甘くないようである。本人が一番分かっていることだと思いつつも、
今日は最終目標に至るプロセスとして、今後の頑張りの糧にしてもらいたいという話をした。
そんなことを伝えながら、私もいつか、こういう研究(途上国で日本の技術が活用されるような仕組みづくり)
したいなと、ちょっと思った。


話題は少し変わって、一つ上の学年の先輩留学生たち(D3)の最終審査会の日程が決まった。
8月8日(水)らしい。彼らは私にとって素晴らしい先輩たちである。
私と同じ博士課程の日本人は近くにいないが、彼らの様子や態度を見ていると
私の1年後の様子は容易に想像がつく。実際いろいろアドバイスもしてくれる。


彼らの最終審査が決まるということは、自分もあと約1年ということ。
彼らの今日のゼミ(今日はD3が発表でした)を見て、自分と照らし合わせてみると
己に何が足りないのかが、自然と浮き彫りになってくる。
しっかりと計画的に、やるべきことを消化して1年を過ごしたいなと思う。
そして、できれば最終発表(公聴会)には、お世話になった人
(先生、友人、お世話になっている研究者の方々、そして家族)を呼びたいなと思った。
それが私にとっての最終目標に向かう糧(約束)となるはずだから。