感謝の気持ち


以前の練り混ぜコンテストのための試し練りで失敗した留学生グループ(参照:失敗学のすすめ)が
今日の夕方に再チャレンジ(再試し練り)を行ないました。


今までの強制二軸ミキサーからモルタルミキサーに練り混ぜの機械をスケールダウンさせたものの、
その分限られた材料を活用して、何度も何度もチャレンジしてくれました。
結局気づけば、5時間にもおよぶ長丁場に(苦笑)
でもおかげで、だいぶよいコンクリートが作れるようになりました。
私の提案に、真剣に向き合って、自己研鑽してくれる彼らに改めて私は感謝しました。
教えると同時に、私も彼らからいろいろ学ばさせてもらいました。


夜は、現在のM2の飲み会に飛び入り参加させてもらいました。
上記のような状況もあり遅刻でのスタートになりましたが、すごく楽しい雰囲気の飲み会でした。
自分が彼らの立場だったら、同じ学年間の飲み会にドクターの先輩とか、なかなか呼びづらいだろうに・・・と思うと
嬉しい気持ちでいっぱいでした(最後は思わずウルウル・・・苦笑)。


今年の前期は特に、私がチャレンジングな企画を実行中であるため、少なからず彼ら(M2)にも負担をかけています。
きっと不満や文句の一つを言いたくなることもあるだろうに、そんなそぶりを見せずに私に協力してくれている。
本当にありがたいことです。彼らの協力なしに、今年度の企画はありえません。


私は研究室の日本人学生の間では一番年上ですが、やっぱり私一人で出来ることには限りがあります。
また、もっと優秀であれば違うのかもしれませんが、私もまだまだ未熟で、間違いをたくさん起こします。
その度に己の無知さに気づかされ、彼らに助けてもらっています。


人は支え合って成長する。前期の終が近づくなかで、改めてそのことに感謝し、
彼らとともに後期もよいスタートを切りたいなと思いました。