ずぼら

久々に、妹が実家に連休を利用して帰ってきました。
実家に帰ると私は妹(3歳年下)から結構な割合で叱咤されます。
その多くは「自分のことばかりでなく、他にも目をくばれ」ということ。
まったくその通りなので返す言葉もない。どうしようもない兄貴です。


普段、朝6時ごろ起きて、7時前に家を出る。大学を22時ごろ出て、家に帰るのは大抵午前様。
休日も殆ど家におらず、大学で研究に没頭しているので、実家から大学に通っているものの
家にいる時間というのは本当にわずかです。両親と会話を持つ時間もほとんどあまりありません。


私がそんな状況ですから、両親も私にあまり自分のこと以外で負荷をかけてはいけないと、
あまり現実的な話(年齢を重ねてくると避けては通れない話)をしなくなる。
加えて、私の将来のことだって、両親は相当心配しているのに、私自身も自分がどうなるかわからないから
(心配でたまらなくて情緒不安定になって)、お互いつっこんだ話ができなくなる。
お互い完全に悪循環。こういうとき、自分の気持ちと相反する状況に置かれている自分、そんな選択をした自分が嫌になる。
人に迷惑をかけたくない、迷惑をかけているからには頑張らねばという気持ちが自分の中で強いのに、
やっぱり迷惑かけてる。そして、結局は自分は今頑張らなければいけない立場なんだと
言い訳して恵まれた環境に甘えているだけなんだろうなと思う。


両親に対する金銭的な負担や私の将来に対する心配は、私が早く社会人になって、ちゃんと
どこぞやの組織でポジションを得て収入を得て独立することでしか、軽減できないでしょう。
それとは別に、忙しかろうが、家にいなかろうが、現実をしっかり受け止める度量と姿勢が必要だと思う。
そういうところが自分はホントずぼらで嫌になる。


マイナス思考な自分も嫌だが、一方で楽観的に、どんどんやりたいことをやって、
周りに気を使えなくなるとこもすごく嫌。


完璧な人間はいないんだろうけど、バランス感覚は持ちたいなと思う。