示方書勉強会

今朝、先生から「示方書勉強会」へのお誘いのメールが来た。
嬉しいと同時に、不安も非常に感じつつ、参加願いの返事をした。


「(コンクリート標準)示方書」とは、土木学会が出版しているコンクリート構造物を設計するうえでの
ルールブックです。それを勉強するというのは、単なる知識の習得のための勉強だけではなく、考え方を学ぶことだと認識している。
示方書は先人たちが苦労して出した研究成果や調査結果を元に、何度も何度も議論を重ね、その当時の設計思想が反映された内容になっている。
時代が変われば技術も思想も変わっていくわけで、数年に一度改訂され続けて今に至っている。


先生は、先生の同年代の先生たちや企業の研究者の有志の方たちと数年前から
このような勉強会を立ち上げて、それを契機にいろいろと情報交換を行なっているらしい。
間違いなく、日本を動かしていく(動かしている)人たちの勉強会。
若手の人員を補充しようという話になったようで、お声がかかったという次第。
間違いなく、いい経験になるはずだけど、逆に雲の上のような人たちを目の当たりにして凹みそうな気もする。


こんな自分が入って大丈夫なのか?普段の研究の打ち合わせですら、ボコボコにされて十分議論できていないのに・・・。
うーん。不安。嬉しいけど、不安。楽しみだけど、不安。


でも、やるからには、やっぱり気持ちで負けていたら絶対ダメ。飲まれたらダメ。
そもそも心配しなくても底辺の底辺なんだから、思い切ってやろう!
それくらい逆に開き直ってやってみないと。失敗を恐れるな、自分!!